2011年2月14日月曜日

【スピード速報(169)】フレッツNEXTのシェアが高いのは東京23区?川崎市?新潟市?名古屋市

【スピード速報】はspeed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は数十万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

グラフ拡大画像つきの記事

 今回は都市におけるNTT東日本、NTT西日本のフレッツサービスについて、その種別ごとの計測回数シェア(占有割合)をご覧いただく。2009年の全ての測定データ(GIGA測定データを含む)から政令指定都市17市と東京23区からの測定分を抽出して、BフレッツとフレッツNEXTにおける測定件数のシェアをマンションとファミリーに分けて算出した。NTT西日本のフレッツ光プレミアム(マンションタイプ)はBフレッツマンションに、フレッツ光プレミアム(ファミリータイプ)はBフレッツファミリーに加算している。

 なお、地域の特定は、郵便番号が明示されていた測定データのみを対象に、日本郵便のサイトで公開されている最新の全国郵便番号ファイルとの付け合せによって行った。地域をまたがる郵便番号についても考慮しているが「政令指定都市をまたがる郵便番号」「東京23区と23区外をまたがる郵便番号」はない。

 図を見ての通り、フレッツNEXTのマンションとファミリーを合わせたシェアが高いのは、東京23区、川崎市、新潟市、名古屋市であった。特に川崎市では、BフレッツファミリーよりもフレッツNEXTファミリーのシェアの方が9ポイントも高い。逆に、京都市、大阪市、北九州市、福岡市では計測件数におけるフレッツNEXTのシェアは2割にすら届いていないことがわかった。計測件数におけるシェアだけでは判断できないが、積極的なインターネットユーザにおいては、フレッツNEXTの普及が進んでいる都市とそうでない都市の差が大きいことがうかがえる。

 次にそれぞれのマンションとファミリーのシェアを比較してみよう。Bフレッツについては、マンションとファミリーのシェアの大小は都市ごとにまちまちで、新潟市と岡山市ではファミリーが圧倒的に多く、横浜市と大阪市では逆になっている。これに対して、フレッツNEXTでは、神戸市と北九州市を除くすべての都市でファミリーがマンションを上回った。フレッツNEXTマンションのシェアが15%を上回ったのは神戸市だけであり、2009年の段階では、フレッツNEXTの導入は一戸建て中心に進展したことが予想できる。今後の計測シェアの変動に注目したい。

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引用元:リネージュ3(Lineage3) 総合情報サイト

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