2010年10月5日火曜日

連続わいせつか、22歳会社員男逮捕 たばこから判明 和歌山

 女性用下着を盗んだとして窃盗の罪で起訴された男が、和歌山市内で先月女性を襲って負傷させていた疑いが強まり、和歌山北署は10日、強姦致傷容疑で男を再逮捕した。現場に残されたたばこについたDNAが逮捕の決め手となった。

 同署によると、男は和歌山市木ノ本の会社員、乾翔太容疑者(22)。「謝ったので許してくれていると思った」などと供述しているという。

 再逮捕容疑は4月7日午前0時半ごろ、市内の路上で帰宅途中の女性(21)に刃渡り約10センチのナイフを突きつけ「叫んだら殺す」などと脅迫。抵抗する女性を近くの草むらに連れ込み乱暴、足などに全治20日のけがをさせたとしている。

 同署は先月12日、昨年9月に市内のマンションから女性用下着1枚を盗んだ容疑で乾容疑者を逮捕。別のアパートからも現金約8万円などを盗んだ疑いで再逮捕して調べていた。乾容疑者のDNAが強姦致傷事件の現場に残されたタバコと一致したという。

 和歌山市内では昨年4月ごろから、10?20代の女性が襲われるわいせつ事件が約10件発生。同署によると、うち数件の現場から乾容疑者のDNAがついたタバコなどが見つかっており、連続犯行の可能性もあるとみて関連を慎重に調べる。

引用元:函館市歯科の総合情報サイト